教育

大学の初年次教育のテキスト

これまでの記事の中で、何回か「初年次教育」と書いていますが、大学関係者以外の方にはわかりにくい言葉ですよね。大学関係者でも、結構知らない人が多いようですが(汗)要は、大学1年生向けに、高校までの「学習」から大学での「学問」に導くための教育の…

こういうのは学生の時からできなきゃダメ

「自分のことは棚に置いといて」の話だけど、この春大学に入学するに人に、あえてひとつ伝えたいとしたら、コレ。 仕事は、覚えるんじゃなくて、ノートとペンを常に持ち歩いて記録してください。同じ事を2回聞かないためにはどうしたらいいか考えてください…

教育業界ではBlogかなぁ、Wikiかなぁ

社内ネット、つまりイントラネット(まだ死語じゃないのか)でよく利用されるのが、アメリカではWiki、日本ではSNS、どちらの国でも利用されているのがブログだそうです。で、とくにブログとWikiについて、利用される目的を調査した結果をまとめた記事を紹介…

携帯電話のフィルタリングの課題

携帯電話のフィルタリングについて調べてみて、新しく知ったのが「ゾーンニング」という言葉。対象となるユーザを適切な行動への導くための区別、という意味になるのでしょうか。そのゾーンニングの話も含めた、モバイル社会に関するシンポジウムに関する、…

コーネル大学式ノート

id:faculty-memberさんのところで取り上げておられましたが、売っている会社の宣伝文句がすごいですね。 多くの情報を整理し、身につけるために考えられた効率よくノートが取れるシステムです。 http://www.gakkensf.co.jp/lineup/notememo/index.html えー…

the moment

Webというか、コンピュータやネットという道具は、過去を記録することにかけては得意中の得意だし、現状を確認することも(それなりのしかけを作っておけば)割と得意、未来を記録というのも割とできる。まぁ、道具としては、現状かなり優れたものなんでしょ…

読みやすい文字のレイアウト

はてブ経由で、ウェブで読みやすい文字のレイアウト+ロゴ作成のお話です。レイアウトの部分は、来年度の授業のネタに使えそう。 第13回 Webページで読みやすいテキストとは | 日経 xTECH(クロステック) ポイントを整理すると、こんな感じ。各項目の最初に…

付箋とブログを組み合わせた読書

付箋を付けながら読書をし、その付箋を生かして再読したり、ブログに書評を書く活用術の紹介。以前の日記で、ポストイットを活用した読解の本を紹介しましたが、結構参考になりました。 紹介した付箋を使用しての私の読書ステップは下記の通り。 本を読み、…

皆が知らないかもしれない携帯サイト

「ケータイ文化」と言われたりする、携帯電話での作法や携帯電話用コンテンツとそこでのコミュニケーションについて、一番理解しやすかった本です。タイトルには「大人が知らない」と書いてあるけど、「子どもだって全部把握しできているわけでない」のがケ…

ケータイ・コンテンツを飛躍させる要素

ちょっと前に、ケータイでのコミュニケーションの本を読みました。お仕事で、高校生に情報モラル関係のお話をしないといけないので、そのネタです。で、今回の読んだ本も、その流れで「実際、ケータイのコンテンツってどーなってるのよ」というのを解説した…

情報検索の4つのシーン

いつも学生に情報検索の実習(検索サイトの活用とか)をやるときに、引っかかるものがあるんです。 もちろん、明確に目的をもって検索するときもあるのですが、一般の生活で検索サイトを使うときって、テレビや雑誌などを見て気になったキーワードや商品を検…

まだまだ未成熟な教科「情報」

日曜日は、大阪で開催された「高校教科「情報」シンポジウム in 関西 」、略して「ジョーシン関西」へ行ってきました。全体の感想としては、良くも悪くも大阪らしいシンポジウム。そして、教科「情報」の現状を反映した内容だったと思います。詳しくは、他の…

情報モラルのデータ集

仕事半分、研究半分の目的で読んだ本。ざっと読んだところです。最近、情報モラルの重要性が認識され「つつ」ありますが、その分野の実践的な取り組みで有名な先生が書かれました。豊富なデータと実際の事件、各種資料に基づいて、ネット世界に関わるための…

デジタルコンテンツと知財管理

先週末は、京都外大さんのシンポジウムへ行きました。ひさびさに京都の大学にいったのですが、やっぱり雰囲気いいよなぁ。住んでいるときは当たり前の景色だと思うのですが、京都駅からバスに乗っていったせいかもしれないですが、古い街ならではの雰囲気が…

参考文献の書き方

最近、初年次教育関係の本を何冊も読んでいるんですが、引用や参考文献の書き方って、分野とか時代によって違いますねぇ。書く情報は、例えば単行本なら、著者名、書名、出版社、出版年というのは、だいたい同じ。でも出版年を「2008年」と書くものもあれば…

早稲田大学がYahoo!メールを導入

早稲田大学が、Yahoo! JAPANが教育機関向けに行っているサービス「Yahoo!メール Academic Edition」を導入することを決定しました。教職員、在学生だけでなく、卒業生にもメールアドレスを発行していくそうです。 プレスリリースが両者から出ています。内容…

ライフハックと情報リテラシ

研究会でも、強引な形で少しだけ触れたのですが、ライフハックを開発するには、ある程度の情報リテラシが必要だと思うのです。ライフハックといえば、スケジュールやタスクの管理、読書術、メモ術など、生活や仕事の中で、いつくかの道具(ガジェット)を活…

型にはまらない「環境」

いつもの研究会が日曜日にあり、今回は「Squeak eToys」について発表、というか説明をさせてもらいました。 ようこそ、スクイークランドへ! 自由自在Squeakプログラミング作者: 梅沢真史出版社/メーカー: ソフトリサーチセンター発売日: 2004/10メディア: 単…

Adobe Captivate 3でコンテンツ作成

職場の最後の予算で購入しました。操作画面のキャプチャーやトレーニング教材、小テストなどのコンテンツが作れるソフトです。Adobe Captivate 3.0 日本語版 Windows版出版社/メーカー: アドビシステムズ発売日: 2007/11/09メディア: DVD-ROM クリック: 1回…

門前の小僧習わぬ経を読む

いつもの研究会が明日あるのですが、たまに「大学で即戦力教育を」という話に関連する議論がでてきます。そういうときに、いつも思うのは「昔はどうやったんやろう」。なんで大学で実学「ばっかり」教えなきゃならんのでしょうね。4年間もある時間がすごく無…

1/31放送のクローズアップ現代の感想と教育再生会議の最終報告

昨日の記事で、クローズアップ現代の放送内容のまとめみたいなのを書きました。放送では、イギリスでの学力格差の解消に向けた取り組み、フィンランドの自立した国を支える自ら未来を切り開ける能力を身につけさせようという取り組みが紹介されました。そし…

クローズアップ現代を見て

知り合いの先生に教えていただいたので、携帯電話のワンセグ録画で見てみました。 ヨーロッパからの“新しい風”【4】教育で国の未来を切り開け 全体としては、「子どもたちひとりひとりの興味や能力にあった教育」「自分自身を成長し続けられる能力、他者と…

チャットで議論をするポイント

元記事では、「社内チャットでのコミュニケーション」におけるポイントとして紹介されていますが、結局は議論をするためのポイントではないかな、と思います。まぁ、社会においては「議論≒コミュニケーション」と見なしてもいいのかもしれませんが。 収束方…

今年度の授業終了

今週で、無事すべての授業が終わりました。私が担当しているのは実習ばかりで、ペーパーテストはなし。 したがって、残る作業は成績をつけるだけです。そう、ある意味最も神経を使う作業が残ってるんですよねぇ。年々成績のつけ方を改良して、少しでも神経を…

スポーツ・健康系学部学科はどこへいくのか?

関西圏(とくに大阪)では、ここ数年、スポーツ・健康系の学部・学科がいくつか新設されています。もちろん、定期的にやってくる健康ブームも理由のひとつでしょうが、これからの高齢化社会を見据えてというのも理由として挙げられるでしょう。 「大学を考え…

はてなスターってWebを使った共同学習に便利なのでは?

この間、某試験の監督のお仕事をしながら考えていたことなんです。 Webやeラーニングを活用した授業で、テキストがWebページに書かれている場合を想像してほしいんです。そういうときに、はてなスターみたいな機能が使える状態にあって、気になったテキスト…

10代のネット利用

INTERNET Watchで今週からはじまった特集です。「今どきの10代がどんなふうにネットと付き合っているのか」を元小学校教員でフリーライターの高橋暁子さんが取材されています。 10代のネット利用を追う: 第1回 「モバゲー」のルールは学校の校則みたいなも…

Squeakで学ぼう

教育用ソフトウェア「Squeak」の基本的なことが大体わかるというサイトが公開されています。Squeakのメーリングリストで告知されたのですが、武蔵工業大学環境学部の小池情報デザイン研究室が、作られたものです。 http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/~design…

Tracって大学でも使えるかも

先日Wiki+バージョン管理+バグトラッキングのシステムである、tracが個人用に使えるのではという提案が話題なりました。はてブの登録数もすごかったですよね。 そんなtracですが、個人用や家庭用でもカナリ使えるツールなんです。開発をしなくても、「脳を…

ノートの取り方って結構難しいよなぁ

いつも読ませてもらっている、フラスコ先生の『大学教員の日常・非日常』に以前かかれていた記事です。 あ、そうですか、フラスコの担当している情報演習の中身が、かなり重複しているから、そのまま流用してやろうってことですか。 ふーむ。 非常に個人的な…