教育業界ではBlogかなぁ、Wikiかなぁ

社内ネット、つまりイントラネット(まだ死語じゃないのか)でよく利用されるのが、アメリカではWiki、日本ではSNS、どちらの国でも利用されているのがブログだそうです。で、とくにブログとWikiについて、利用される目的を調査した結果をまとめた記事を紹介します。

どちらのツールを選んでも良いのは、「経験や知識の共有」や「専門家の知見や見解の公開」。でも「ニュースの配布」を行いたいときはBlogのほうが良いし「社内用語辞書の整備」の時は当然Wikiを使ったほうがよい。
面白いのは、Blogは「議論やフィードバック」向けで「プロジェクトマネジメント」ならWikiという結果。これってどちらもコミュニケーションが主目的なのだが、フラットで対等なかたちで意見交換をするのだとBlogのコメントやトラックバックのほうが使いやすくて、プロジェクトリーダーを核とした集約&統制的な情報共有をするのだとWikiのほうが向いているということがわかる。

WikiでいくかBlogでいくか、それが問題だ:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

リンク元の記事には、グラフがあるので、そちらを見てもらうといいと思います。Blogはユーザ各自が自分のスペースを持っている分、フラットな関係になるんでしょうね。Wikiは、だれでも書けるという場所の性質上、情報共有になるんだけど無秩序じゃこまるから、ある程度統制が必要になるのでしょう。

さて、自分がいる教育業界では、広報関係にはブログが使われることが多いと思います。Wikiは授業目的での利用が多い気がします。学校という場所の中では、教員同士・学生同士という大きく2つのタテヨコの関係がありますが、そういう組織にあうのは、ブログなのかWikiなのか。「掲示板で十分」かもしれませんが……