チャットで議論をするポイント

元記事では、「社内チャットでのコミュニケーション」におけるポイントとして紹介されていますが、結局は議論をするためのポイントではないかな、と思います。まぁ、社会においては「議論≒コミュニケーション」と見なしてもいいのかもしれませんが。

  • 収束方式の議論には向かない、発散系に使うべき、他には「これ知らない?」といった質問系で効果大
  • 相手のメッセージを読んでそれに対して返信を行うのが基本である
  • 話題の提起(IMの発動)はいつでも、それを思いついたときに躊躇せずにやって良い、但し即座に反応が無くても仕方がないことは理解しておくこと
  • 発散する話題はある程度は読み流して良い、所々で気になった部分を深掘りする姿勢で臨むと、その深掘りが新たな気づきを生む
  • 過ぎ去った話題でもログがあるうちは遠慮せず蒸し返す
  • 集中して良い意見交換が出来るのは15分から30分程度、それを超えたら一端チャットを閉じる
  • 本当に忙しいときは、インスタントメッセンジャーのクライアントを起動しない
社内チャット上でのコミュニケーションの7つのポイント:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

まとめると、「短期集中で」「ブレスト的に」「気軽に」使えば、社内チャットも使えるのではないか、ということではないでしょうか。

で、授業など教育関係でチャットを使うとして、同じようなポイントが当てはまるかなぁ、難しいかもと思うのです。研究とか共同作業なら当てはまるかもしれないけど。ある程度はっきりした目的・目標を共有している集団には、有効かも。まぁ、そもそも「なんでチャットを使うのか」という動機付けが、教育においてチャットを使うのには重要でしょうが。