教育

いまさらIE7を使うことなったが、なんか違和感がある

職場の実習環境は4月からすでにIE7なんですが、今週から手元のパソコンもIE7を導入しました。で、使い始めてそろそろ一週間ほど経つんですが、タブ機能といい、印刷機能といい、いろいろ改良されていて、機能的にはよくなっているなぁとは思うんです。ですが…

インターネットリテラシと情報リテラシの差はどこにある?

以前から、「インターネットの教科書をつくる」と発言していた、MIAU(インターネット先進ユーザーの会)が、先日インターネットリテラシ読本「”ネット”と上手く付き合うために」をPDFで公開されました。クリエイティブコモンズの「表示・継承」ライセンスで…

Google Chromeを使ってeラーニングについてちょっと考えた

しばらく家で安静にしないといけなくなったので、ちょうどベータ版がリリースされた「Google Chrome」をノートパソコンに入れてみました。インストールもそっけなく終わり、触ってみた最初の感想は「結構早っ」「めちゃシンプル」。なによりウィンドウのタイ…

情報モラルに見るITの進化のはやさ

今、お仕事で情報モラル関係の原稿を書いているのですが、大変痛感したことがあります。1年前に書いた内容では、すでに時代遅れになってしまっていることです。そして、さらに書かなければならない内容が増えていることもあります。この1年ほど、マスコミで…

ワークショップをやってみたくなる本

今年の夏は暑いですねぇ。家にいるほうが暑いので、どっかに行きたくなるのですが、幸い近所に図書館があります。そこで、前から読んでみたかった本を借りることができました。最近興味を持っている、ワークショップに関する本です。ワークショップデザイン―…

教育学という立場からケータイ世代を分析しているんだろうけど…

この本の帯には「小中学生が覗く社会の闇」と書かれていて、たぶんネットやケータイの状況に詳しくない一般の保護者の方々は、すごくドキッとさせれると思います。ですが、この本の内容は、ざくっと言ってしまえば、「教育学者の方が、子供のケータイの取り…

「情報教育」の現状がまとまっててありがたい資料

京大の上原先生が、情報セキュリティ、情報モラル、そして情報教育に関して、非常に参考になる資料を公開して下さっています。読んだあと、なぜか感動してしまいました(苦笑)たぶん日頃考え感じていたことと同じことが書いてあって共感したからでしょう。 …

役立ちすぎて、学習するのには良くない

今度は、東京農工大の辰巳先生のブログから。高校の教科『情報』を良くするためのキーワードを2つあげておられます。2つ目のほうは意味が今一つわからないのですが、一つ目のキーワードには激しく同感です。 「(1) 『情報』が役に立ち過ぎる教科・科目であ…

予習と復習はバランス良くやったほうがいい

TeXやMoodleで有名な、三重大学の奥村先生のブログで、単位の実質化の話が出ていました。大学の授業、言いかえれば単位というのは、授業に出るだけじゃなくて本来は予習復習もしてなきゃダメということです。大学関係者なら、一応常識の話。 今までは「だか…

ムービーカメラに迷う

お仕事でデジカメを買おうと思っているんですが、ケータイのデジカメを使っていて、「それなりに撮れりゃいいか」と変に自分の中で結論が出ていたりします。だって、いまのデジカメってデザインも機能も似たようなものだし。それよりも、動画機能が気になっ…

初めての体験も終わった

この年になって、はじめて「ゼミ」を担当しました。1年生のゼミです。最近の大学業界のはやりといってはなんですが、うちの職場も初年次教育に力を入れることになり、ゼミの内容もそれを踏まえたものになりました。しかしですね、自分自身の学生時代、しかも…

とりあえず手駒は終わった

今期担当している授業が、コ○ロ○ショーのおかげで、先日ようやく終わりました。私が担当しているのは、実習ばかりなので、定期試験はありませんが、ここのところ公私ともに忙しく、日記を書く余裕もありませんでした。 んと、暑いですねぇ。ふぅ……

授業が改善されたというのは何で測るのか?

先週末、東京で発表してきたのは、これまでにいくつかの学会や発表会で話してきた内容で、ある授業支援のシステム(というか環境)についての発表です。その内容を、当日のの発表会の形式に合わせて、発表内容を構成したのですが、その形式とは、ITを活用し…

またまた締切

来週末に締め切りの原稿があるため、ここ2、3日は来週の授業の準備をあらたか済ませるのに没頭していました。毎年だいたい同じことをやっている授業とはいえ、いろいろ改善を加えたり、内容を変えたりすると、それなりに準備が大変です。その上、eラーニング…

授業が終わる季節になるとやってくるもの

今週くらいから、終了する授業がでてきます。カレンダーや休日の振替の都合上、2週間後ぐらいまで授業があるのですが、授業が終わるときにどこの大学・短大でもやるのが、授業評価アンケート。授業改善アンケートとか、大学によっていろいろな名称はあります…

忙しい週末の結果

実家の近くで学会が開催されることになり、帰省も兼ねて、参加しました。金曜日の授業が終わって即家に帰り、実家へ。そして翌日から学会に参加となりました。まだ正会員はないんですけど。で、二日目(最終日)は、午前中だけ参加し、夕方には家に帰ってき…

Office 2007になって良くなったことと悪くなったこと(授業において)

良くなったこと 新しいユーザインターフェースでは、ほとんどの機能がリボンに集約されており、さらにボタンが文字で書かれている場合もあるので、「このあたりの『○○』って書いてあるのを押してね」とアバウトな説明ができる。 悪くなったこと 階層メニュー…

自分の授業スタイルにあった教材

以前の記事で、学生に教材に関するアンケートを取っていることを書きました。あらためてアンケートのきっかけを書くと、情報リテラシ系の授業で、Moodleを導入しています。そこに、操作を収録した動画教材を用意しました。これまでは、プリントに加えて、プ…

教材設計マニュアル

1年くらい前に読んでいて、ざっとですが最近あらためて読み直してみました。サブタイトルにあるとおり、独学つまり教材だけで学習するのを支援するための、教材をいかに設計し作成するかという内容の本です。「マニュアル」と書かれていますが、むしろ「ガイ…

エラい先生のブログ

落伍弟子さんのブログで知ったのですが、まさか西之園先生がブログを始められたとは。しかも、はてなダイアリーで(笑) nisinohrの日記 自分の教育や研究に参考になる情報が書かれています。すごーく充実していますわ、さすが。

教材は動画よりもプリントがいいのか?

ここ何回かの授業で、操作を簡単に説明するプリントに加えて、eラーニング(Moodle)から表示できる、課題の作成手順を収録した動画教材を用意しています。作る手間自体は、今年から環境がOffice 2007になったために、プリントを作るほうが動画を作るよりも…

プレゼンのための必読書

これまで、初年次教育の本を十冊近く読んでみましたが、この本に勝るプレゼンの解説をした本はありませんでした。本のタイトルには「理系のための」と書いてあるくらいなので、ところどころに理系(とくに化学)に関することが書かれていますが、人文系でも…

Moodleをいろいろ改良

昨年度までは個人的な範囲で、授業でMoodleを使ってきました。今年度は、システムがあれこれ入れ替わったおかげで、職場公式(半公式)のMoodleのサーバを運用することができるようになりました。まぁ、使っているのは数名ですが(汗) 業者任せにしたり、エ…

Captivte3で動画教材をつくる

AdobeのCaptivate3を昨年度購入していたのですが、年度末にちょこちょこ使い始めて、いよいよ本格的に授業で使うことにしました。まずは、情報リテラシ系の授業で、操作説明の部分をお願いしようかと思っています。Adobe Captivate 3.0 日本語版 Windows版出…

プログラミングのお勉強は因数分解の勉強と同じようなもの

昔の、GUIも大したツールも何もないパソコンの時代は、たしかにプログラミングに価値があったし、取り組みやすい道具(BASICとか)がありました。 しかし、現在はどうなのかなぁ、と情報教育の末端を務めさせてもらっている立場として、よく考えます。今日、…

パスワードの管理はケータイでいいんじゃないか

一年くらい前に「パスワードを記録するのはどこが最適か?」という記事で、Appleがユーザ向けにパスワードなどの情報が書き込める紙のフォーマットを作っていることを紹介し、アナログなツールで管理することもいいじゃないかとうい意見を書きました。じゃぁ…

教育には教室のレイアウトが大事

今年からはじめて1年生のゼミを担当することになったんですが、先日1回目の授業がありました。自分自身の学生時代を振り返ると、そんなもんなかったんですけどねぇ……そういうわけもあって、あまり要領がわからず手探りでやっているのですが、問題なのがゼミ…

Office 2007を使い始めて、早一ヶ月

新しい教室環境がOffice 2007になるので、慣れるために一ヶ月ほど仕事で使っていましたが、ようやく慣れてきた感じ。でも、授業で教えるとなると、話が違ってくるんですよね。今までの経験が通じなくなる。「このあたりでトラブる学生が数人出てくるな」とか…

京都大学のOCW、YouTubeで授業を公開

京都大学は以前から、OCW(オープンコースウェア)という活動で、自分のところの授業資料をしていました。今回の発表は、さらにそれを推し進めて、授業内容の映像をYouTubeのチャンネルとして公開したということです。さっそく自分のアカウントにチャンネル…

教えるということと、学ぶということ

引用の引用になってしまい、申し訳ないのですが、大事な文章だと思ったので紹介します。引用もとの記事では、ウェブ時代の学びの姿勢として宮大工の仕事の伝承・伝達を参考にされています。でも、私は、これはとくに大学での学びでも重要なことだと思います…