書籍
統計学のお勉強で読んだ本の一冊。統計学を「できるだけやさしく」解説した内容で、扱っているテーマも割となじみの深いものが多いです。レベルとしては、統計学の初学者、というか超入門書といっていいかもしれません。ただし、読んだ感じでは対象となる読…
年度末最後に読んだ本は、「教える」ということについての本。藤沢晃治さんの「分かりやすい」シリーズの最新の本になります。これまで「伝える」ということについて書かれた著者が、「伝える」だけでは済まない「教える」ということについて考えた内容です…
まだまだ統計分析の本を読んでいます。今回読んだのは、看護研究に取り組もうとしている看護師や研究の初心者を対象とした本です。現場の人たちが統計というツールを使って研究できるように、遭遇しやすい具体的な事例で構成されています。そして、本書の大…
最近はネットでの議論のあり方が問題視されています。つい先日も韓国の若手女優が自殺するというニュースがありましたが、本当の原因は違うところにあったようですが、ネットでの誹謗中傷が原因の一つではないかと当初報道があったようです。前例があったた…
子どもとケータイの問題をいろいろ調べたり考えたりすると、結局行きつくのは教育だと思うんです。それも子どもだけでなく、保護者への教育が大事だと感じます。例えば、ケータイのフィルタリングを解除してしまう保護者が結構いるという話を聞いたりします…
引き続き、来年度の授業に向けて統計学の本を読んでいます。そんな中の一冊で、実際に統計分析をする上で欠かせない、『信頼性』にポイントを置いた本です。統計分析のここが知りたい―保健・看護・心理・教育系研究のまとめ方作者: 石井秀宗出版社/メーカー:…
来年度の授業で統計を教えなければいけない状況に追い込まれたので、今いくつかの統計学の入門書をチェックしています。そんな中で「統計の初学者にはこれがおススメ」という本が2冊あります。たいていの学生が体験するアルバイトのなかで統計を使ってみよう…
学生の書く文章、たとえばレポートなんかを見ると「作文っ!?」と思わせられるのが結構あります。また、文章としてはうまいんだけどレポートになっていない、何を書きたいのかわかりにくものもあります。つまり他人に読ませる文章、論理的な構成がある文章…
自分自身も人の親になりましたし、身近にシングルマザーの人がいるので、貧困が子どもに及ぼす影響は気になります。だから、こんな言葉は大変残念…というか、今まで何見てたの?っって思いました。データ以前に五感で感じなかったのか、と。 「女性の就労率…
やらなきゃいけないことややりたいことがあるときには、TO DOリストを作ったりしますよね。まぁ、大体うまくいかないんですよね。最初のうちはリストにあることを処理できても、時間がたつうちに未処理が増えたりして、やる気がなくなってしまう…そんなこと…
いまだに大学の先生から、「最近の学生はコンピュータが使える」「インターネットができる」なんて話を聞きます。でもね、そりゃ違うと思うんです。『検索をしてる』だけです。『情報を扱う』ところまでは到達できていないと思います。そんな学生に授業で時…
以前紹介した情報リテラシー本の第2版。「情報」を語る上で知っておくべき、67のトピックについてわかりやすく解説されています。Amazonで注文したのが今日到着。キーワードで理解する最新情報リテラシー 第2版作者: 日経BPソフトプレス編,久野靖、辰己丈夫…
仕事をするようになって、文書を作成する環境が、学生・院生のころのTeX(LaTeX)メインから、ワープロ(Microsoft Word)がメインに変わりました。それから10数年。ある程度使いこなせるようになったかなぁと思いますが、まわりを見ると評判が悪いことも多いん…
今年の日記もこれでおしまい。今年はたくさん本を読みたいなぁと思っていたのですが、お仕事が立て込んでくるとなかなか読めず。たしか「読むスピードを早くする」とか目標を立ててたような気がしますが、全然できてません(汗)日記で書いてきたものを振り…
あまりにベストセラーになってしまったので、これまで買うのを躊躇していたんですが、先週某所に行く際に、新大阪駅の本屋で購入しました。山積みでしたわ。東大生のノートの取り方について書いた本です。結構興味深い内容でした。東大合格生のノートはかな…
来月上旬締め切りの原稿を書くため資料をあさっているのですが、最近の情報教育関係の論文や学会発表のタイトルを見ていると、ここ数年「テキストマイニング」の言葉をよく見かけます。気のせいかもしれませんが。 ただ、某四国の会社のシステムとか便利なツ…
大学で教える立場に立つ人で、少しでも自分がやっている教育に疑問をもったことがある人なら、読んだことがあるでしょう。宇佐美寛先生の本を。最近だと、FD(ファカルティ・ディベロップメント)関係で、推薦書みたいに扱われる場合もありますね。この本、…
いつもの研究会で紹介していただいた本なのですが、個人的にはひさびさに大変参考になる本でした。『児童心理2008年10月号臨時増刊 ケータイ、ネットの闇』という本です。教育の現場や心理学などの立場から、インターネットやケータイの現状について書かれた…
はじめにこう書くのもなんなんですが、この本って最初の二つの章で損してるように思えるんです。初めに私が読んだとき、最初のに二つの章は「これ、自慢話か?」と思ったりしたんです。有名国立大学の阪大に入れて、優良企業の松下電工に入れて、そして独立…
今担当している授業の中に、ウェブ制作の入門の授業があります。今までは、HTMLとスタイルシートを「順番」に実習していました。つまり、自分が勉強(独習)してきた過程にあわせて、授業のながれを設計していたわけです。テキストは自作ですが、参考書なん…
大学関係者、とりわけ私立大学や地方大学、中小規模大学…とかけば旧帝大関係者以外なら、読んだことがある人が多いと思うのです。もう、一年ほど前に読んで吐いたんですが、先日あらためて読み返してみました。2004年に書かれた内容ですが、今現在の大学を取…
大学のシステムというのは、もちろん大学そのもののの規模の大小にも関係しますが、端末の台数が多いのが特徴だと思います。大規模大学では端末数が数千台というところもあるでしょう。それらの端末を管理しサービスを提供する、サーバの台数は個人的にはそ…
今年の夏は暑いですねぇ。家にいるほうが暑いので、どっかに行きたくなるのですが、幸い近所に図書館があります。そこで、前から読んでみたかった本を借りることができました。最近興味を持っている、ワークショップに関する本です。ワークショップデザイン―…
所属しているところのお仕事で、教職免許も持っていないのに、学生の教職対策講座を担当しています(涙)まぁ、一般教養科目のほうだけなんですが、最近の教職の試験って、情報関係も入っているんですね。今のご時世では、当然なのかもしれませんが。講習の…
勝間和代さんといえば、出す本出す本ベストセラー。ちょっと前にも「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」を読みましたが、勝間さんの本は、マッキンゼー仕込みの論理的かつ明快な説明と、自分自身の体験に基づく主張が書かれていて、内容がすごく理解…
これまで、初年次教育の本を十冊近く読んでみましたが、この本に勝るプレゼンの解説をした本はありませんでした。本のタイトルには「理系のための」と書いてあるくらいなので、ところどころに理系(とくに化学)に関することが書かれていますが、人文系でも…
昨日大阪であった、いつもの研究会の帰りの電車で読んだ本。ファシリテーションに限らず、授業やちょっとしたミーディンぐで使える「道具」が満載の本です。ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49作者: 森時彦/ファシリテーターの…
最近本屋に行くと、結構データマイニングやテキストマイニングの本が増えたような気まします。大量のデータが生み出出せるようになった一方で、それらを上手に処理して何かの答えを得なくてはいけない。そんなシチュエーションが増えているのでしょうか? 今…
初年次教育関係のお仕事で読んだ本。ざっと読んだところです。「大学での勉強は(学生によっては)役に立つ」というが一番の主張。多くの文献や著者自身や学生など経験をもとに、「大学での勉強が役に立つ」ものになるために必要な、大学で学ぶ上での意識上…
付箋を付けながら読書をし、その付箋を生かして再読したり、ブログに書評を書く活用術の紹介。以前の日記で、ポストイットを活用した読解の本を紹介しましたが、結構参考になりました。 紹介した付箋を使用しての私の読書ステップは下記の通り。 本を読み、…