ワークショップをやってみたくなる本
今年の夏は暑いですねぇ。家にいるほうが暑いので、どっかに行きたくなるのですが、幸い近所に図書館があります。そこで、前から読んでみたかった本を借りることができました。最近興味を持っている、ワークショップに関する本です。
ワークショップデザイン――知をつむぐ対話の場づくり(ファシリテーション・スキルズ)
- 作者: 堀公俊,加藤彰
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/06/01
- メディア: 単行本
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以前紹介した「ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ)」と同じ著者による本で、図解やイラスト・写真が豊富にあって、実際のワークショップの様子を感じながら、ワークショップに必要な基礎的なことから技術・実践・研究などの知見を得ることできるようになっています。個人的には、苦手な分野のアイスブレークについての方法が豊富に紹介されていることと、実践例が17個も紹介されてるのが収穫でした。
さらに、本書の最後には、付録として「アクティビティ・カード」があります。本書の中で紹介された、ワークショップで使える様々なアクティビティが、1枚のカードになっていて1ページに8つ、14ページに渡って印刷されています。拡大コピーして切り離せば、実際のワークショップで便利に使えるようになっています。
まだ、ざっと読んだところなので詳しい感想は書けませんが、いくつかは実際の授業の中で取り入れられそうなものもありました。通常の授業でワークショップを導入するのは、ちょっと大変かもしれませんがトライしてみたいですね。