良いものはやはり良い
あまりにベストセラーになってしまったので、これまで買うのを躊躇していたんですが、先週某所に行く際に、新大阪駅の本屋で購入しました。山積みでしたわ。東大生のノートの取り方について書いた本です。結構興味深い内容でした。
- 作者: 太田あや
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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この本を読めば、東大生のすごさを改めて認識させられるのは当然ですが(汗)、それ以上に「ノートの持つ力と可能性」を堪能することができます。ほんのいくつかのポイントを押さえるだけで、身近なノートがぐっと役立つ相棒になると思います。マジで。
この本で紹介されているのは、次の7つの法則です。すごく簡単にいえば、ノートを予習・授業・復習の3つのプロセスで活用できるようにするためのポイントです。全部やらなくてもOK。初年次教育とかに使おうかと本気で考えています。
- 「と」…とにかく文頭を揃える(大見出し・小見出しや箇条書きと字下げを使って、内容を視覚的に整理する)
- 「う」…写す必要がなければコピー(問題などはコピーして、効率良くノートを作る)
- 「だ」…大胆に余白をとる(授業中の解説や自分が抱いた疑問、調べた情報など、情報を追加しやすくする)
- 「い」…インデックスを活用(ノートの上端に見出しを書いたり、最初に目次のページを作って、読み返しやすくする)
- 「の」…ノートは区切りが肝心(書いた情報全体を一目で見渡せるように、大胆にノートを区切ってまとめる)
- 「お」…オリジナルのフォーマットを持つ(教科ごとはもちろん、自分の勉強のスタイルにあったノートに改良し続ける)
- 「と」…当然、丁寧に書いてある(やっぱり読みやすさが大事)
この本の評価として、生徒・学生や受験生はもちろん、社会人にも役に立つという声があります。個人的には全く同意です。というか、ちまたのビジネス書(とくにライフハック系)でも、最近はノートを作ることを積極的に進めていて、作り方のポイントが上に書いたポイントに似てるんですよね。
ほんと、学生のときに知ってれば…どうにかなったかはわかりませんが、上に紹介したポイントはシンプルかつ効果的だと思います。個人的には「と」「う」「だ」「い」くらいは最近やっています。ただ、昔から「と」だけは全然できません、情けない…ペン字でも習おうかしら(嘘)