とりあえず何ができるか知りたい人にはおススメ

統計学のお勉強で読んだ本の一冊。統計学を「できるだけやさしく」解説した内容で、扱っているテーマも割となじみの深いものが多いです。レベルとしては、統計学の初学者、というか超入門書といっていいかもしれません。ただし、読んだ感じでは対象となる読者層は、学生よりも社会人ではないですかね。

すぐに使える統計学

すぐに使える統計学

統計学の基本的なことは押さえてあります。とくに「何かのデータを集めてみたんだけど統計的にどうすればいいのか?」「統計の難しい話は嫌なんだけど」という方には、いいかもしれません。ただ、検定とか統計学ついてある程度しっかりした知識を勉強したい人には、説明が省略されたり統計学的な検定についてのいくつかの手法についての説明がないので、別の本を読まれるのがいいでしょう。

あと、アンケートの調査用紙の作り方や調査方法などについての解説は結構しっかりしています。そういう意味で、社会人で何かの調査をしなきゃいけないという方にもよいと思います。そういういみで、社会人向けかなぁ。