教育には教室のレイアウトが大事

今年からはじめて1年生のゼミを担当することになったんですが、先日1回目の授業がありました。自分自身の学生時代を振り返ると、そんなもんなかったんですけどねぇ……そういうわけもあって、あまり要領がわからず手探りでやっているのですが、問題なのがゼミをやる部屋なんです。

いわゆる、ゼミ形式の円卓上のレイアウトでなくて、情報関係の実習をやる部屋で、いわゆる実習&講義向けのレイアウトなんです。学生が座ると、目の前の相手の前にはディスプレイや本体があって、見えない状態です。もちろん、担当者である私が座る席は、教卓になっちゃいます。これだと、ゼミみたいにごちゃごちゃ話したりしながらする授業って、すごくやりづらいんですよね。

昨年度末に京都外大さんの新しい教室を見せていただく機会があったのですが、授業のことを考えて設計されていました。また、他の大学や高校などの教室を見せていただいたときに、授業でどう使われるかをよく練って考えたレイアウトの教室に出会うときがあり、うらやましく思いました。

今回は、教室不足が原因なのですが、あらためて学習活動をする場としての教室の重要性を、身をもって思い知らされました。