Moodleの完全解説はありがたい
昨日子どもを連れて近所のショッピングセンターに行ったときに、そこの本屋でたまたま見かけた本。まさか、こんなショッピングセンターの普通の本屋さんで見つけられるとは思わなかった、Moodleの完全解説書です。
- 作者: William H. Rice IV,喜多敏博,福原明浩
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 大型本
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Moodleの最新バージョン(1.9.7+)ではなく、ちょっと前のバージョン(1.9.5以前)をもとにした、インストールからほとんどの機能の利用上のポイントなどを解説した、Moodleを教育やトレーニングで活用したいと思っている人に向けて書かれている本です。元は洋書ですが、Moodleの日本での普及に関わられている方々が翻訳・監訳に関わられており、これ一冊でMoodleの実践的な利用について知ることができます。私もこの本を見て「あっ、こういう使い方があったんだ」と気付かされた点もありました。
惜しむらくは、サンプルの画面などが原著を日本語訳したものでなく、日本の教育やトレーニングに適した内容ならもっとMoodleを利用する「雰囲気」みたいなものが伝わるのにと思ったりします。しかし、これまでここまでほぼ最新バージョンのMoodleの活用に触れた本はなかったので、存在自体が非常にありがたいです。他の人にMoodleを勧めるときに「これ読んどいて」で済みますから(笑)