「よくわからない」で終わっては弱点は直せない

久しぶりにいつもの研究会で発表させてもらいました。今、自分の授業の中で取り組んでいる研究で、本当は9月にいくつかの学会・研究会で発表したかったのですが病気のためできなかったのと、12月に発表する内容を考える上で、いろいろなご意見をいただきたいなぁと思って、発表させてもらいました。

結論としては、必ずしも発表の題目と一致はしていませんでしたが、いろいろなご意見をいただいたり、議論させていただき、今の取り組みを今後どう進めていくかのヒントをいただきました。そして、自分でもちょっと根拠に自信がないんだけど、ぜひアピールしたい点について、次のようなコメントをいただきました。「その部分、どこがよいのが今ひとつよくわからなかったんですが…」

この部分、自分でもずーっと悩んでいて、個人的にはいいと感じてはいるんですが、そこにどんな根拠があってどういう効果があるかを明確にするのが難しかったのです。その部分をズバッと突かれて……大変ありがたかったです。それは、その指摘のあとに「○○という面があるから、効果があるのかもしれませんね」と追加のコメントをいただいたからです。

コメントしていただいた内容は、自分でも一度考えた内容だったのですが、そこを評価していただいたこともありがたかったです。しかし、それ以上に「わからないなぁ」で終わらずに、アドバイスをいただけたのが、大変ありがたかったです。この部分、もう少し他の文献などを精読して、自分なりの論を立て直したいと思いました。

やっぱり発表してみないと、自分の論にあるできの悪いところが直らないですね。本当に今回は有意義な発表になりました。