今度は日体大か?しかもマイクロソフト?

以前の記事で、「日本大学がGoogle Apps導入 - mkawanoの日記」というのを紹介しました。早い話、日大が自分のところのサービスとして、Googleの提供するGMailなどのウェブサービスを利用できるようにするというニュースの話です。今度は、日体大マイクロソフトが提携して、マイクロソフトウェブサービス(メールやメッセンジャー、アラート機能など)を、自分のところのサービスとして利用できるようになる、というニュースです。

ライブドアが自分のところのメールサービスをGmailに採用するニュースが昨日あったばっかりなので、それほど目立つニュースではないですが、教育業界としてはやっぱり注目しちゃいますね。

2GBのメールの容量やメッセージャー機能、携帯電話などモバイルサービスもそれなりに充実しているはずなので、大学側としてはコストやリスクが削減できるとともに、サービスを充実し拡充できるわけです。日体大さんの場合、「コストが1/10程度になる」と見ているようですね。ただ、マイクロソフトのブログサービスは、個人的にはすごーく評価してないですけど(苦笑)個人的には、アラート機能を上手く使うと、学生だけじゃなくって教職員への連絡漏れがなくなっていいかもしれませんね。教員側からすると迷惑かもしれませんけど(笑)

ただ、前の記事にも書きましたが、こういうサービスを導入するには、大学側に安定・広帯域のインターネット回線を持ってないとダメだと思います。まぁ、こちらのコストもだいぶ安くはなってきてはいますが。日大の場合、Ring Serverプロジェクトでサーバを設置しているので、最低でも10MB以上の回線を用意しているでしょう。

ちなみに、最初に紹介した、日大とGoogleの事例ですが、ちょうど今日7月25日付けのITproの記事で、詳しく説明されています。ベータ期間中なので、日大は無料で利用できているんですね。あらためて、うらやまし〜大学側の理解もそれなりにあるようなので、上手く進むといいですね。