具体的にものいうことを忘れてはいけない

今日は出張で三重大学に来ています。研究会に参加するためなのですが、今回は発表はせずに話を聞くだけ。「家から近いから参加するか」と思ってきたのですが、朝早く家を出て○時間かかりました…

Moodleのような学習管理システムやコース管理システムを中心に扱う研究会なのですが、発表も今後の授業や研究などの参考になるものが結構あったのですが、発表後の質疑応答のほうが正直勉強になるものが多かったです。

とくにK大学のF先生の質問やコメントが秀逸でした。

  • オンラインテストのようにICTを学習に取り入れるのであれば、それを生かせるように授業をデザインするべきではないか。
  • アンケートを取って学習管理システムのようなものを使った方が効果があった・なかったとかいうのはどうでもよいのではないか。
  • それよりもICTを活用したどんな方法を使ったことで、どのような良い点や学習効果があったかをいうことが大事ではないか。

つまり研究をするうえでは、方法・手段と結果の両方を具体的かつ詳しくいえないとダメだということだと思うのです。そういう姿勢を改めて意識して仕事をしないといけないと、強く思いました。