ウェブって作らせるだけじゃ面白くない

今、ウェブ関係の授業を担当してます。簡単にいえば、タグやスタイルシートやらを手で入力させる、という演習なわけです。もう何年もやっている授業なので、やる内容も方法もほぼ固まってます。あと考えられるのは、XHTMLを使うかどうか、というくらい。
でも、最近ふっと思うことは「作らせるだけじゃ、自分(教員)も学生も面白くないよなぁ」ということ。学生にしてみたら、せっかく自分でウェブページを作っているのに、先生にしか見てもらえない。そんな不満を抱いたりしないのでしょうか?
で、今考えているのは、2つの方向。1つはデザイン方面の話。これは私がかなーり勉強しなくてはいけません。で、次の2冊を以前購入して、ざっと読んでみました。ある意味、デザインの入門の入門と位置づけられる本です。デザインで重要な基本的な「エッセンス」を知ることができます。でも、対象となる学生たちには、難しそうだなぁ。

デザイン・ルールズ デザインをはじめる前に知っておきたいこと

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デザインする技術 ~よりよいデザインのための基礎知識

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もう一つの方向性は、演習の成果の共有。学生が作ったウェブページからRSSを自動生成させて、それを受講生がアクセスできるRSSリーダで情報収集して、さらにソーシャルブックマーク的なツールも導入して、みんなでコメントをいあったり、変なタグを付け合ったりとか…これ、結構面白いと思うのです。
ただ、2つ目の方向性の問題は、私のスキルの問題。RSS自動生成まではいいけど、RSSリーダーやらSBMあたりまででてくると、どうしたもんだか。既存ツールの組合せだけじゃどうにもならないなぁ。まぁ、今後の検討課題ということで。