プログラミング教育の次の段階

「話半分で読んで」と書いておられるが、なかなか核心を突いていると思います。

結局,初等,中等でのプログラミング教育に関しては,私たち学校の教員がボールを投げ返す側なんだろう.開発環境や大学から提供される実践例は,とりあえず出尽くした感がある.

教員から返答が無いのは,(管理職が判断したのも含め)「(現在の時数では)プログラミング教育よりも大切なものがある」と判断したのか,「教員にプログラミングを教える能力が無い」のどちらかである.

プ会3 | Yansen 教科情報 BLOG

つまり、初等・中等教育の現場で情報教育がどういう役割をになっているか、ということが問題なんでしょうね。今やいろんなプログラミング言語があって、情報教育系の学会の発表では、実践報告がいくつも出ています。情報はあるわけだから、それが使われるか否かは、現場の状況次第。しかも、個人がどーのこーのでなく、全体的な取り組みの問題なんだなぁと思います。

ツールを利用する教育(操作教育もその一つ)をするのか、ツールを作れる教育をするのか。どちらか1つに決める必要はないのですが、選択できるようにするのが生徒・学生にとっていいことなのかもしれません。