情報リテラシーの参考書
- 作者: 久野靖,辰己丈夫,佐藤義弘,日経BPソフトプレス
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2006/12/21
- メディア: 単行本
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高校の教科「情報」の副読本を、一般向けにした本。著者がすごい。内容も、現在の情報化社会でよく目にするキーワードやその基礎知識を網羅してます。見開きで1つのキーワードを解説しているから、読みやすい。高校向けのほうは、WordやExcelなどの自習教材のCD-ROMがついているそうなので、学校関係者ならそちらのほうがいいかも。
で、ほかの方のコメントをいくつか見ました。ほとんどが教育関係者。その中で、ひときわ気になったコメントがありました。
やっぱり「情報」って言葉は、やめたほうが良いよね。そろそろ。
http://dakudaku.blog.ocn.ne.jp/plug/2006/12/post_1acb.html
なんとなくは、わかるような気がする。世間一般的にいう「情報」と、この本に象徴される教育分野での「情報」って、ズレがあるような気がしなくもないです。
例えば、世間で「情報」っていえばメディア志向だったりコミュニケーション志向のことではなかったりしませんかね。で、教育分野では、技術や理論も入ってくる。私は「IT」とか「ICT」(あまりメジャーな言葉でないが)でくくっちゃうほうが、わかりやすいかもって気がします。となると本のタイトルも「最新ITキーワード集」とか、なっちゃうのかな(笑)