口コミ現象と複雑系とセルオートマトン

口コミ現象をモデル化するときに、セルオートマトンを使ったりするのかなぁ、というご意見を先日某所でいただいたので、ちょこっと調査。

どうも口コミによる情報伝播をネットワーク(グラフ)的にではなく、ひとつの系としてみなす場合、つまり複雑系の現象として捕らえるような研究では、セルオートマトンを使ったりするようですね。シミュレーションには、セルオートマトンそのまんまの場合もあると思いますが、今回はエージェントを使うケースがいくつか見つかりました。情報をやりとりするエージェント全体の現象をみるわけですね。

最近の社会ネットワーク分析では、実際のさまざまなネットワークを分析したり、モデルと比較したりする研究が多いですから、ちょっと角度が違いますね。