ITを活用した教育

「教育システム情報学会」でブログ検索して、気になった記事、その2。

中島英博 (三重大学高等教育創造開発センター) さんの「大学のIT活用教育促進のための授業実践手法集の開発-ティップス先生からの7つの提案IT活用授業編- 」はIT活用授業の教授法を提示した小冊子の紹介
(途中省略)
「7つの提案」とITの活用例は

  1. 学生と接する機会を増やす(例:メールによる質問を受け付ける)
  2. 学生間で協力する機会を増やす(例:授業前に掲示板でディスカッションさせる)
  3. 学生を主体的に学習させる(例:合格するまで何度でも受け直せるオンラインテスト)
  4. 学習の進み具合をふりかえさせる(例:学習状況や成績の分布を知らせ、クラスの中での位置を把握できるようにする)
  5. 学習に要する時間を大切にする(例:予習・復習できる教材をWebサイトに用意し、授業時間外の学習を促す)
  6. 学生に高い期待を寄せる(例:授業内容の延長上にある最先端の研究に関するサイトを紹介する)
  7. 学生の多様性を尊重する(例:授業時間外の教材や課題を複数用意して、学生が選択できるようにする)

第4回日本WebCTユーザカンファレンス初日(2): 北村士朗の日記

すげー参考になる。が、これをすべてできるか?と問われると、答えるのが難しい。おそらく、教育や授業運営の根本に関係するからだろうが、自分の立場やいろんな事情を考えると、すべてはとてもじゃないができません。それでも、いくつかはすでにできているor過去にやったことがあります。1.や6.はやってますね。5.と7.はどうかなぁ…以前少しやってみたこともあるけど。ITの活用ということであれば、3.や4.が手っ取り早く効果ありそうな気がしますね。eラーニング環境ならすぐできるでしょう。

全体的にいえることは、「教員もマメじゃないとだめ」ということかなぁ。その点が一番大変かも(汗)