eラーニング使って一週間

先週の授業からMoodleを使い始めて、ちょうど一週たちましたので、感想など。

何かが大きく変わった、ということはないです。でも、出席や課題提出の管理は「ちょっと」楽になりました。当たり前のことですが、システムがきっちり管理してくれているおかげで、こちらの手間が減りましたね。あと、学生さん側からは、「すべてがそこでできる」というのはメリットではないでしょうか。出席はメールで課題提出はファイルをコピーといった、あれもこれもやらないと、ということをしなくて済むおかげで、操作ミスが少なくなったのではないでしょうか。反面、限られた操作しかする必要がないので、学生にいろいろな体験を強制的にさせることがなくなり、操作リテラシの点からすれば良くないのかもしれません。

授業の運営そのものは、いままでとそう変えていません。よく言えば「ブレンディッド・ラーニング」*1ができているのかもしれませんが、別の言い方をすれば、eラーニングであることを活用できていないし、自学自習を強要しているわけではありません。これは、基礎科目であること、実習形式であることが原因かもしれませんし、私のスキルの問題かもしれません。

このあとできることといえば、小テストや学生同士の相互評価くらいでしょうか。たぶん、私がそれほどeラーニングシステムに期待をしているわけではないんだと思っています。現時点で、全体を統括するのはeラーニング、でも配布資料はWikiで書く、と決めていますし。それぞれシステムの特徴をうまく組み合わせられればとは思っています。ただ、何かもう一ひねりすれば、面白いことができるような気もするんですよね。それが何かかはまだ見えていないのですが。

*1:通常形式とeラーニングによる授業の混合形式の学習