大学1年生の情報リテラシ

今年の1年生の情報スキルについて、何回か書いてみましたが、「思ったより使えるかも」「あれ、あかんのかなぁ」と担当するクラス(学部が違う)によって程度が異なることは書きましました。授業も3週目に入り、おおまかにはわかってきたような気がします。

少なくとも『いろんな意味で』パソコンやネットに慣れている学生がほとんどです。「今のご時勢ならあたりまえやん」と思われるでしょう。でも、『いろんな意味で』というのは、使い慣れているということだけでなく、苦手なことを意識しながら授業を受けている学生が多くなったという意味もあるのです。どこかで苦い経験をしたのかもしれません。
また、パソコンの授業を『なめている』学生も増えたような気がします。内容にもよるのかもしれませんが、これは年々実感しています。
最後に、慣れているからといってきちんと使いこなせる学生は『多くない』ということもあります。これはうちの職場だけかもしれません。学生のレベルによる違いはあると思っているのですが、それでも「ブラウザしかさわってへんのか?」と思うことが多いです。

そういう意味で、結局昨年度までと同じようなことをしないといけないのかな、と考えています。もちろん省略したり新しいことを追加したりはしますが、ほとんど変更なしでやったほうがいいように感じています。


もっと授業の内容を変えないといけないかなぁ、と思って2冊の本を見ていました。でも使わなくても良さそう(汗)

知へのステップ―大学生からのスタディ・スキルズ

知へのステップ―大学生からのスタディ・スキルズ

この本は、情報リテラシというより、「大学生」リテラシといった内容でしょうか。パソコンを使用しながら、学生生活に必要なスキルを説明しています。

大学生のための情報リテラシー レポートの書き方からプレゼンテーションまで

大学生のための情報リテラシー レポートの書き方からプレゼンテーションまで

こちらは、こちらのブログで紹介されている本です。上の本に近いですが、情報リテラシが中心となっています。