「情報」の次は「環境」というながれでいいのか?

先日、内閣改造文部科学省の大臣が変わることで、大きな方針変更がなきゃいいのになぁ、とつぶやきました(汗)が、報道によると新しい大臣、アイデアをお持ちのようで。「環境」を教科にすることを考えておられるようです。

新潟女子短期大学の本間先生のブログでも紹介されています。期待半分、不安半分と見ておられるのでしょうか。

多くの科目が関係してくる環境問題*1を体系的に学んでもらうためには必要と以前から言われていた新教科「環境」。今度はどうなることか。「情報」の現況などとも見ながら注目・検討していく必要があるだろう。大学の存亡が取り沙汰される時代,何よりも必要なのは先を見通す力だ。何ごとも決まってからでは遅すぎる。

今度こそ教科「環境」はできるのか - 新潟県立大ブログ

引用させていただいた記事でも触れられていますが、教科「情報」の現状を考えると、「環境」が教科になっていいことはないと、個人的には思います。確かに体系的に学んでもらうのは学術的には良いですが、これからの日本の環境問題を考えると、これこそ様々な科目や学校活動の中で触れていく、現行路線のほうがいいのではないでしょうか……とまぁ、こう書くと「情報」も同じような文脈が使えてしまいますが(汗)

学校現場や生徒への負担、教員採用の問題を考えると、あまり教科が増えるのはどうかなぁと。ときどき書いていますが、教育は「国家百年の計」だと思います。例えば里山みたいな自然と向き合って、みんなで仲良くよーく考えて、っていかないものですかねぇ…