合格のノート術は結局は勉強術
教員免許も持っていないのに、なぜか学生に教員採用試験の一般教養科目、といっても数学と情報についてですが、講義をしなきゃいけなくなりました。無論、その関係の本を購入しました。
- 出版社/メーカー: 時事通信社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: 雑誌
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で、ついでに勉強のしかたでオススメのがあるかなぁ、と思って買ったのが、今回紹介する本です。「アタマが良くなる」なんてタイトルを読むと、上から目線なのかのカチンっと来そうですが(笑)、大丈夫。きちんと読者の視点で書かれています。
- 作者: 田村仁人
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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テーマはシンプルです。「ノートを活用して勉強に活かす」ということ。だからといって、ノートのとり方を懇切丁寧に書いているわけではないです。「ノートの活用の仕方」が書かれています。ノートという道具を活かすために、どのような使い方をすればいいか、他にどんな文房具を使えばいいかなど、道具としての使い方が紹介されています。
また、授業をインプット型(知識説明)とアウトプット型(問題演習)に分けて、それぞれのノートを活用した勉強法が紹介されています。たとえば、インプット型なら復習が大事だから復習に合ったノートの使い方と学習法、アプトプット型なら予習が大事なので予習と授業を上手く組み合わせた学習法を紹介しています。
つまり、ノート術の説明をしながら、実は勉強術を紹介しているんですよね。先に書いたように、上から目線ではなく、読者と同じ視点で著者の体験談を交えながら、書かれています。具体的だし、難しいことやややこしいことは書いてありません。
そして、この本で重要だと思ったのは、本書にも書かれていますが、本で紹介されていることを、すぐにいくつか試してみることでしょう。あれこれ考えず、まずはマネから始めて、ひと通りできるようになったら、自分流にアレンジすればよいでしょう。