フィンランド・メソッド

今話題の「フィンランド・メソッド」。ネット上では、とくに国語が注目されているようです。たしかに、日本の(小学校の)国語とは、えらい違い。つまり、先生主導による授業じゃなくて、生徒主導の授業(ディスカッション)ということなのでしょうか。

具体的内容を見ると、鍛えるべき5つの能力、「発想力」「論理力」「表現力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」のいずれもが、適切に鍛えられそうですね。アイデアを引き出して、整理して、検討させて、主張させて、議論させるという流れ。

とくに注目すべきは、生徒にさせっぱなしではなく、一連の流れがしっかり設計され(フォーマットがある)、先生の適切なコントロール化に置かれている、ということでしょうね。つまり、先生から見れば、指導力コーチング力が必要ということでしょうか。

関連する書籍もいくつか販売されているので、一度目を通してもいいかな。