気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ

あっ、私のことですね(爆)先週の後半から読み始めて日曜日にようやく目を通したところです。何度か見返すことになると思います。

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ

「机が…」というタイトルから、整理術の本かなと思っていましたが、実際はスケジュール管理や仕事術の本。内容は、ほかの仕事術の本やLifehacks系の本や超整理法と共通していることが書いてあったりして、「これはすえげー」ということは書いてありません。しかし、その「当たり前さ」加減が、自分の痛いところを結構突いていて納得させられることが多い本だと思います。


準備ステップから始めて、7つのステップをそれぞれ1週間で実践することで、「整理」が身につけられるようになっています。棚や引き出しから空きスペースをつくり、自分の机を仕事の「コックピット」化し、仕事をコントロールする「管理棟」ノートをつくり、一方で書類の駆け込み寺「保留ファイル」を用意しておく。ここまでが物理的な整理術。仕事をする場所をつくり、書類の居場所をつくり、それらとスケジュールを管理棟ノートで調整するというわけです。さらに、意識面での整理術として、「あとで…」しないための「いま決める」、タスクの優先順位の決め方、全体のまとめとしての「習慣化」で最後が締めくくられています。

この手の本にありがちな、「○○のようなときは、ノートに××と書いておきましょう」と実際にはちょっとやりづらそうなことも書いてありますが、基本的には難しいことは何も書いてません。また、「絶対にこのやり方で!」と強制もしていません。基本的なやり方を述べた後に、「どうぞ時部分流にアレンジしてください」と大抵は書いたありますので、脅迫されているようなきぶんにもならないでしょう。


ただただしさんのように、GTDがエンジニアの間ではやっていますが、基本的なエッセンスは同じ。情報の居場所を決め、タスクを分割し、あらゆる情報は記録しておく。そして、習慣化することで、それらがうまく動き出すということです。私も、仕事、特に授業で振り回されている毎日なので、これらを生活にうまく導入したいなぁ、と思います。