ネット社会の恐ろしさ

三重大の奥村先生のブログに、ショッキングな記事が。

冒頭陳述で検察側は、被告が有料サイトの高額請求で貯金を使い果たしたことから、将来を悲観して無理心中を決意したと明らかにした。それによると、同被告は携帯電話の有料サイトを閲覧していたところ、今年8月、サイト側から約56万円の請求があり、指定された口座に入金した。同月22日にも約50万円の請求に応じたが、同日中にさらに100万円の支払いを求められ、同日に55万円、翌23日に45万円を振り込んだ。

  引用(一部編集):無理心中:検察指摘「ネット高額請求苦に」 名古屋地裁(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

記事を読むと、どうも300万以上を振り込んだようですね。
子供を持つ身なので、最初にこの事件のニュースを聞いたときに、胸を痛めたんですが、こういうことが原因だったとは…実際に使った分を請求されたのか、ワンクリック詐欺のようなものだったのかはわかりませんが。

顔が見えない分、相手の反応がわかりずらいし、自分が何をしたかもわかりずらい。つまり、精神的な部分を直接刺激・攻撃される、というのがネット関連の犯罪の特徴なのかもしれません。