校内LANの整備状況と先生のIT活用度
ちょっと前のニュースですが、気になっていたので取り上げます。政府のe-Japan重点計画がいう「2005年度末までにすべての学校で校内LANを整備する」ってのが難しい、という話です。
- http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20050802k0000e040051000c.html
- http://www.asahi.com/life/update/0802/003.html
- http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/08/05080101.htm(文部科学省)
そりゃ、こんなもんでしょ。
某所で「結局はお金」と書いてあるのをみましたが、報道のとおり、一番の原因はお金でしょう。それに地域のインフラの問題があって、地方(とくに山間部)では大きな障害になっているはずです。基地局から遠くADSLはだめ、光なんかそもそもない、それじゃISDNになる、というのは当然です。
あと、学校のパソコンの台数や、ITを活用した教育ができる先生の割合も問題のようです。お金の問題もありますが、みんなが「これは便利」と思わないとだめでしょう。そういう意味では、パソコンが教室にある「テレビ」と同じような存在感にならないと。
結果としては、ITを利用した教育に関する、地域間の格差があらわれてきた、という感じでしょうか。パソコンやネットワークなんてお金と時間と人手のかかるものだ、ということがエラい人にはわからないのでしょうか。「ちょっと使えば便利なのに」と思っているのでしょう、「ちょっと」が問題なのに。
なんか、グチばっかりでしたね(汗)