人のふり見て、わがふり直す

先月下旬くらいのニュースで紹介されていた、山形大学など4大学の教職員や学生が制作した、授業の質の向上のため「ダメな教員像」の代表的なパターンのビデオが公開されました。いわゆる、高等教育でのFD(Faculty Development)活動のひとつですね。

このビデオ版ティップスを基に、大学教員の同僚性の構築、対話の促進、相互研鑽が促進されることを目指しています。
それにより、FDにおける多面的アプローチを実現し、他のFD・授業改善ティップスとの共存共栄により、各学校の多様な事情や教員個々人の諸事情等に対応する、より多様なFDを実現したいと願っています。

『あっとおどろく大学授業NG集』

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ビデオは10パターンあって、8月上旬までに毎週1パターンずつ公開されていくようです。現在公開されているのは、スライドを使った授業の「情報の嵐」と、教員の授業時間の使い方をとりあげた「教師の時間」の2パターンです。「そうそう、あるある(笑)」と、納得しながら興味深く視聴させていただきました。こういう「悪い事例」はホント勉強になります。

今月開催された大学教育学会で発表されたそうですが、そのときの参加者の反応がどうだったのか気になります。皆さん、どんな顔をしながら発表を聞いてたんでしょうかねぇ。