「特攻野郎Aチーム」はやっぱりテレビでしょう

でも、ついに映画化されてしまうんですね。あの配役&声優陣による、軽快さ・お気楽さ・痛快さが良かったんですよ。だから、あれ以外の「Aチーム」は認めたくないなぁ。しかも、ハンニバル役のジョージ・ペパードはもうお亡くなりになっているし…コンセプトだけ使って、中身は全然別物にしてほしいなぁ。

長年映画製作が検討されてきた80年代の人気TVシリーズ特攻野郎Aチーム」の劇場版を、「シャフト」「フォー・ブラザーズ」のジョン・シングルトンが監督することを認めた。

 「ハッスル&フロウ」や「ブラック・スネーク・モーン」といったブラック映画の製作者としても知られるシングルトンが、全米でDVDリリースされるプロデュース作品「Illegal Tender」のプロモーション中に語ったもの。

 「特攻野郎Aチーム」は83年1月〜87年3月まで5シーズン全98話が米NBCで放送され、ジョージ・ペパードやMr.Tらが出演、冤罪で軍からのお尋ね者となっているベトナム戦争で活躍した元特殊部隊員4名が神出鬼没の傭兵集団“Aチーム”となって、善良な市民を助けるため、法の網をかいくぐりながら大活躍する痛快アクションドラマ。

 なお、新たな「Aチーム」はベトナム戦争時ではなく、現代の国際問題や政治状況を反映したものとなる模様。「ダイ・ハード」や「リーサル・ウェポン」両シリーズのように内容的にはシリアスなもので、ユーモラスなシーンもある作風になるようだ。

名作TV「特攻野郎Aチーム」をジョン・シングルトン監督が映画化