ソーシャルか否かがソフトウェアのユーザビリティを決めるのか

はてブを使っているのですが、ほぼ毎日のように登録していると、登録するのが目的でブックマークの再利用が目的ではないような気がしています。これが最近のちょっとした悩み。言い換えれば、「繋がってる感」を優先して、「ブックマークの活用」はその次かさらにその次ぐらいになってしまっています。

そんなとき、この記事を見て考えさせられました。やっぱりはてブ経由(汗)

だからこれまで私たちは、ユーザビリティのことを考えるとき、まず自分が一人で使うときに使いやすいかどうかを考えてきた。

従来のユーザビリティをソフトウェア・ユーザビリティと名付けるとすれば、ここ数年で、もう一つのユーザビリティとして、ソーシャルウェア・ユーザビリティとでも呼ぶべき感覚が求められるようになってきているように感じる。

例えば、昨日はてなの伊藤さんが書いていたような、コミュニティに蓄積されるコンテンツを良質なものにするために、あえて一人で使うときの利便性に目を瞑るという考え方は、ソーシャルウェア・ユーザビリティを重視したアプローチと言えるだろう。

ソーシャルウェア・ユーザビリティ : 小野和俊のブログ

自分のことに置き換えると、個人的なブックマーク(つまりオンラインブックマーク)は、Googleブックマークなんです。で、繋がってる感や流行を受信するブックマーク(つまりソーシャルブックマーク)は、はてブなんです。私も用途を分けて使っているわけです。

で、ココで個人的な問題。ソーシャルブックマークを、タグやら登録者数やらコメント以外で、もっと個人的に利用する方法ってないものなんでしょうかね。つまり、ソーシャルブックマークに登録したものを、一過性のものでなく、もっと有効に再利用したいわけです。「タグのつけ方、工夫したらいいやん」と考えられなくもないですが、今までつけてきたタグを付け直すのも大変。これまでに集めてきたある種の「知」をうまく発掘する方法はないもんでしょうかね。