懐かしい「テクノ」という言葉

今なら「IT」とか「デジタル」とかいう言葉が使われるんでしょうね。

「『日本沈没』が書けたのは電卓のおかげ」――東京ビッグサイトで12月8日まで開かれているNECのイベント「C&Cユーザーフォーラム」で、SF作家の小松左京さんとノンフィクション作家の山根一眞さんが対談した。小松さんは1970年代から最新コンピュータを創作活動に生かしており、最新機器をそろえた書斎は「テクノ書斎」と呼ばれるほどだった。
1981年の“最新鋭” 小松左京の「テクノ書斎」とは - ITmedia NEWS

きちんと試算された結果を使ったから、ある程度のリアリズムのあるSF小説を書けたわけですね。いくらコンピュータがあったからといって、所詮当時のコンピュータ。かなり大変だったと思いますが、本当に大変だったのは、秘書の方だったようで(苦笑)「ソード(SORD)」なんて懐かしい言葉、久しぶりに聞きました。

で、当時秘書の方が使っておられた、「PIPS」というコンピュータ言語。現在も利用することができます。