Web2.0ツールのつかいかた
Web 2.0 ツールのつかいかた まだ、Googleだけですか?
- 作者: 梅田望夫(著),小飼弾(著),野本幹彦(著),橋本大也
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: 大型本
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前半は、Web2.0とは何ぞやという話と梅田望夫さん&小飼弾さんの往復書簡、後半は、Web2.0サービスのカタログ(笑)。ざっくりWeb2.0知りたいというWeb2.0初心者向けが基本だけど、カタログ持っておきたい人とか梅田望夫さん&小飼弾さんのファンも購入したほうがいいかな、という本。ページ数の割りによくまとまっているなと思います。値段高いけど(苦笑)
メインは、梅田望夫さんと小飼弾さんの往復書簡だろうなぁ。Web2.0とはそもそもどのような潮流なのか、梅田さんの著書「ウェブ進化論」に書かれた「ネット世界の三大法則」を中心に、往復書簡(メールね)で討論されています。結論としては、「あちらの世界」であるネット世界での変化が、結果として「こちらの世界」である一般社会になんらかの影響を及ぼすことだろうということ。そして、そこには地域や思想、貧富の差などを越えてくる可能性があるかもしれないということ。大きな可能性が、Webの進化した先にあるということですね。
こういうのを見ると、面白い時代をみることができるなぁ、という期待もできるのですが、現実社会に目を向けると、そういうのばかりじゃないわけで。いろんな意味で社会がより良くなるといいのですがね。