シンプルな仕事術
いまはやりのlifehacks系の本。とくに「アイデア」を生み出すための、89のハック*1が紹介されています。先日、こちらで紹介されていたのを思い出して、なんとなく買ってみた本の一冊です。
- 作者: 原尻淳一,小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一般の人には、「ライフハックって?」かもしれませんが、「アイデア」と書いてあれば何となくどういう本か察しがつきますよね。うまいタイトルです。
内容ですが、とにかくデザインがいい!読みやすいしポイントもわかる。とくに付箋のイラストを使って、ちょっとしたポイントを紹介しているのがいいです。もちろん書いてあることも、参考になるものばかりです。いくつかはlifehacks系のサイトや自己啓発系の本で見た内容もありますが、著者が自分たちの経験に基づいて開発(?)した興味深いハックもあります。
個人的に注目したのは、次のハック。リストだけあげておきます。
- ToDoリストは細切れ時間の活用に使う
- 手帳に自分の辞書をつくる
- 本棚を知のデータベースに変える
- 単純作業が刺激する想像力
- 仕事を始めるための儀式を決める
- アイデアを裏返す陰陽ハック
- アイデアはアナログで考える
- Googleはなんでも知っている?
各章の副題に二項対立を利用しているのに、個人的に一番気になりましたね。考えるときだけでなく物書きをするときの参考になります。また、アナログの良さを取り上げているのもいい。手を動かすことで、記憶と動作が結びつく感覚がいいんですよね。
*1:ハック=89なのか?