去年よりは操作できてるけど…

授業も2週目に入り、よいよ本格的な内容へ。

といっても、情報リテラシ系の授業なので、決して難しいことをやるわけではないです。今回は、デスクトップ関係の操作や日本語入力。今年は、情報教育関係では「2006年問題」といわれており、入学生は全員が高校で情報系の授業を習ってきたはずなんですよね。来年はもっとすごくて、中学校でも技術・家庭で情報関係の単元をやってた学生が入学してきます。つまり、学生の質が大きくかわっちゃうわけです。
んなもんで、大学によっては、入門科目としての情報リテラシ系の授業は廃止したりするところもあります。こういう混乱は少なくとも数年はあるんじゃないですかね。


話を戻して、今日の授業をした学生を見たところ、「操作はできるけどなぁ…」という感じ。「…」が重要で、なんか頼りないんですよね。昔の学生みたいに「マウスは云々、キーボードは云々」という説明はせずにすむので、スムーズに進みます。でも、全体を見てみると、全員がこちらの説明を聞かなくてもできているわけではないようです。やっぱり自信がなかったり、きちんとした知識がなかったり(忘れたり;苦笑)してるんですかね。

極め付けが、日本語入力です。私は次のサイトを使って、よく学生のタイピング能力を記録しています。ここの「腕試しレベルチェック」が便利で使わせてもらってます。

今日の授業の学生にやらせた結果なんですが、昨年よりは確かに良かったです。というか…

  • 成績がすごく悪い学生がほぼいない
  • 多少成績の良い学生が少し増えた

という程度なんですよね。うーん、これはどういうことなんだろう。


lionusさんもご自分の担当された新入生の日本語入力の様子から、次のように書かれています。うちとは大学が違いますが、なんか似ているような気がします。

しかしながら,あまりタイピングに慣れているとは言い難い様子をみると,少々きつい言い方になりますが,中学や高校で少々PC操作を習った経験があり,インターネットでホームページを見る等のことは出来るため,PCを「なめている」傾向があるのかもしれないと感じました。

たしかに、「なめている」って雰囲気あるかも。まぁ、情報リテラシ系の授業そのものがなめられやすいんですが(涙)、もしかすると高校までに苦手意識を持っちゃっているのかもしれないですね。学生にも「私苦手ーっ」ってはっきりいう奴いましたし。


今回の授業の感想を見て、タイピングは結構良かった、特に記録が出てたので今度はもっといい記録を残したい、って感想がありました。これがきっかけになってくれるといいんですけどね。