情報処理技術者試験が大改革で秋受験者はどうするの?

なんで秋受験も近い、この時期にこうゆうニュースが流れるんだろう。かわいそうすぎるよ。

情報処理推進機構IPA)は9月7日、情報処理技術者試験を改革する中間報告を発表した。同日からパブリックコメントを受け付けて、最終報告を11月にまとめる予定。人気の「初級システムアドミニストレータ試験」が別試験に吸収されるなど、大変革といえそうだ。

「初級シスアド」消える――情報処理技術者試験が大改革へ − @IT

改革の柱は、「開発側と利用者側の試験の共通化」と「レベル分け」だそうで。確かに情報セキュリティやら、上級シスアドとシスアナとか、どうちがうのかわかりにくい試験がいくつもありました。それらを含め、全体を整理しなおす大改革になっています。

でもねぇ。「エントリ試験(ITパスポート試験)」なんて受験する人いるのかなぁ。たぶんシスアドより若干簡単な試験になるんでしょうけど、それに価値あるんだろうか。みんな「基本情報技術者試験」を第一段階と見なすんじゃないでしょうかね。

たしか、IPAの統計情報を見ると、情報処理技術者試験の受験者数って、ここ数年減少しているんですよね。ここ数年いくつかの試験を作ったりして、てこ入れしてきたんでしょうが、あまり効果がなかったもので、今回のニュースのような結果になったのかもしれません。目指している理想はそんなに悪いと思いませんが、どうせ大改革するなら、受験者や企業、そして学校など、社会が納得できて活用できる、「活きた」試験にしてもらいたいものです。