授業が終わりつつある

先日、担当している情報リテラシ系の授業がひとつ終わりました。まだ、たーくさんの授業が残ってますが(汗)授業の最後には、大学が行う授業評価アンケートがあるのですが、それ以外に個人的なアンケートも行ってみました。

eラーニングシステムのアンケート機能(Moodleのフィードバック機能)を使ったので、回答も集計も楽々。すぐに結果が見られるのはいいですね。学生も集計結果が見られるようにしましたが、見た学生いるかのかなぁ。

さて、アンケートは、出席確認も兼ねて、実名で行いました。正確には、ユーザ名を記録していることを学生に告知した上で、回答をしてもらいました。その結果ですが、全体として、授業そのものは「ちょっと早いと感じる学生もいるけど、ほとんどが普通のスピード」、「若干難しいまたは簡単と感じる学生もいえるけど、大半が適切と感じる難易度」ということでした。今年度から、内容を少し変えてみたのですが、想定範囲内の感想で安心しました。まぁ、一緒に頑張ってくれた学生アシスタントもだいぶ貢献してくれました。

さて、昨年からeラーニングシステムもMoodleを使った、ブレンディッドラーニング風の授業をしています。昨年の学生の感想は、全体として、eラーニングの操作そのものは割と簡単で、授業もやりやすかったという感想でした。で、今回は、ちょっと異なりました。やりやすさ事態は1/3の学生が割とやりやすいと思ってくれたのですが、システムの利用は1/3が難しいと感じたんですよね。なんでなんでしょ?コンテンツの構成とか使い方は、昨年度の授業とはかえてないんですけどね…

理由としては、それほど情報リテラシのある学生たちではなかったことが、まず考えられるかもしれません。ただ、一番大きな要因は、使用頻度ではないかと思っています。昨年度は、授業の最初にタイピング練習の記録を出席代わりにeラーニング上に提出させていました。しかし今年度は、学内改革の一環で授業1コマの時間がかわり、この授業そのものの時間は短くなってしまいました。そのため、昨年度のようなやり方での出席確認はしなくなりました。個人的には、ここが大きな要因だと思っています。

結局、情報リテラシ系の授業の中身そのものもそうですが、基礎的な部分は繰り返し使っていかないと身につかないし、下手すると存在そのものも忘れてしまう場合があります(例:大学のメールアカウント)。身につかなければ、いつまでたっても「わからない」「苦手」なものでとどまったままだと思うのです。まだすべての授業が終わったわけでないので、もう少し調査する余地は残っています。その結果も踏まえて、もう少し、eラーニングの利用方法を検討してみたいと思います。